あなたは介護が必要な状態になってしまう前に、予防できることを知っていますか。年齢を重ねていき、介護や支援が必要になるまでの間には、体に様々な症状が出てきます。その総称をロコモティブシンドローム、略してロコモと呼ばれます。
老化は少しずつ迫ってくるもので、いきなり動けなくなったりするのは非常にまれなケースです。ロコモがたくさん当てはまる人は、介護予防が必要になるかもしれません。
しかし、早めの対策をとることで進行は遅らせることができますので、積極的に対処方法をとりいれましょう。ロコモの特徴は、いくつかあります。主に体の可動域や体力的な点での変化です。例えば片足で靴下を履けなくなってきた、重たいものを持つとすぐ歩けなくなる、など原因は臀部の筋肉と背筋の老化が原因です。
その他にも、歩くのに手すりが必要だったり、階段を休みながら上るなどもロコモと言われています。一つでも当てはまると運動器官の低下と判断して良いでしょう。
介護予防するに効果的なのは、念入りなマッサージと発汗療法、そしてストレッチと筋トレです。急激な運動は筋肉にとって逆効果になります。特に歩行に障害が出始める一つの原因は、一番大きな筋肉大殿筋が衰えていることです。運動不足や老化による筋肉の衰えですが、これらは固くなってしまっています。まずは温めてほぐしてあげることが一番です。年齢とともに固く冷たくなってしまうため温めてあげてください。